みつ

黒猫

こんにちは、黒猫の美術教室です。

お久しぶりですね、ちゃんと生きていますのでご安心下さい。
まとめて何本かブログ書きましたので、宜しければご覧下さい。


今回は、僕の絵について書いています。

 

みつ

まずは、最近描いた絵からご紹介。



最近、作品をまとめて数点描いているんですね。

これら数点以外にも、生活の為に描かなければいけない絵もありますので、もう、めちゃめちゃ描いてました。


ブログの更新が遅れてしまっているのも、それが原因となっております。


普段、あんまり自分の絵をブログで紹介していないのですが、今回は子供達の制作の為になると思いますので出そうと思いました。


 

絵画作品

「みつ」 P8 板にアクリル

 

数点の中の一点、とりあえず完成した絵です。
とりあえず…というのは、時間を置くとまた見えてくるものもありますので、とりあえず完成と書いておきます。

別の絵を描きながらでしたので、正確な制作期間はわからないですが、半年…ぐらい筆を入れてたかな…と思います。

半年と聞くと、長く感じるでしょうか。
それとも、意外と短いと感じますかね。


こちらの猫様が、本当に可愛くて、その可愛さをそのまま絵に閉じ込めようと描きました。


毎日、向き合いました。
これは、本当に辛い事です。




描きたくない時もありますよね。




今日はちょっと絵を描く気分じゃないなぁ…みたいな。



でも、そんなもんは関係なく、美術の本質として第三者に見てもらう訳ですから、自分自身がマジで向き合わないといけないんです。

適当に描いた絵、よくありますね。
実際に展覧会を行っている画家でもよくあります。

むしろその方が多いですが、そんな絵は、見た瞬間わかりますので、展示されててもスルーします。


 

ピカソ

ピカソが展覧会に来たときに「ピカソの足を止められたら立派」と聞いたことがあります。


きっと、適当に描いた絵には興味がなかったのでしょう。


ピカソさんの気持ち分かります。


あ、話しが飛び飛びで申し訳ないのですが、

今回ご紹介した絵に関しましては、まだ筆を入れる可能性があります。


絵に終わりは無いのです。

 

キアロスクーロ

少し、キアロスクーロの話をします。


これは、僕が得意な技法ですが、詳しくは↓に書いたと思いますのでそちらをまず見て下さい。
最低限の知識がないと何を言っているのかわからないと思います。


絵画技法を解説 - 古典から現代まで


さて、キアロスクーロは基本的に背景の闇にぼかします。

 

ソフィ

「ソフィ」 F4 板にアクリル

 

こちらも僕が描いた猫ですが、こんな感じですね。

猫の体が背景にとけています。


 

みつ

一方こちらの猫。


背景明るいですね。


明るい背景でもキアロスクーロは可能なのかな…と。


結論から言うと、可能でした。



可能は可能ですが、画面の状況によるのと、かなり技術的に難しいものです。

二、三年前だったら出来なかったんじゃないかな…。


今人生で、一番描ける時期だと感じています。


 

画家としての寿命

さて、絵を描きながらですが、画家としての人生を考えて、逆算して考えてみました。



僕は現在34歳で…



元々体が弱いのと日頃の不摂生を踏まえると、55歳ぐらいまで生きられるとして…


僕の美術は非常に繊細な技術を必要とするので、だんだんと目や腕が衰えていくのを考えると、現在が画家として一番描ける時期だと思います…


頑張って45歳ぐらいまで、今のクオリティで描けるとして…





あと11年。




短いような長いような…。


この間にどれぐらい描けるんだろう。
あと何点描けるんだろう。



一枚でも多く残したいなぁ。




…。




正直こんな事、公になるブログに書きたくないのですが、もうなんでも書いているので、そこらへんのネジがゆるゆるになっているんでしょうね。
どうかお許しを。

一枚でも多く残せるよう、頑張っていきたいと思います。


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2020年07月02日