朝ドラのクロッキー耐久レース

クロッキー帳

先日、生徒様の話から教室で話題になったのですが、
現在放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の中で【10時間耐久クロッキーレース】というのが行われていたそうです。
漫画家を目指す女の子が、少しクセのある、でもどこか暖かい風変わりな漫画家の秋風先生のもとでアシスタントと修行の日々を送っていた頃の話だそうです。


20分のクロッキーから始まり、15分、10分、7分、5分、3分、1分、30秒と時間を短縮してひたすら描きます。
・消しゴムは使わない
・失敗しても紙は変えないよ、1回勝負
・手を止めない、迷わない、とにかく描く、デッサン狂ってもいいから、勢いが命、死んだ線を描くな!
と秋風先生の罵声が飛びます。
お昼休憩をはさみ、なんと10時間も続いたそうです。

特訓の最後にクロッキー帳をプレゼントされ、
「それを常に持って、街に出ても家にいても電車に乗っても、何でも描きなさい。描きたいと思ったものを何でも…。
子供のお絵かきと一緒だ。君たちは今日ぶっ続けで10時間描きました。ここで人は変わる。自信を持って。今日からは君たちの全ての時間が、漫画家になるための時間だ。君たちが、漫画家になるための今だ。」
秋風先生、熱いですね!名言が沢山でています。

クロッキーやデッサンをしているところを、ドラマや映画で観ることはほとんどありません。
国民的な朝ドラで、このようなクロッキーに力を入れた場面を放送してくれるのはとても嬉しいです。
画像は、クロッキー帳と鉛筆と…。
ねり消しも写っていますが、当教室でもクロッキーの時は極力使用禁止です。

的確な線を素早くかけるよう、沢山練習することが大事です。

 

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2018年06月22日