収穫

黒猫

こんにちは、黒猫の美術教室です。

子供達が限界まで自分と向き合い、自分の壁を越えた絵を紹介していこうと思います。

僕の指導方針は、自分の限界まで描いてもらって、もう先生これ以上無理だよ、といったところまで描いてもらったら、その先を少し教えてあげて画力を伸ばします。
すると、次は前回画力を伸ばした部分まで自分で描けるようになっています。

徐々に限界を広げてくイメージです。
辛いですが、これが一番上手くなります。
勿論途中で諦めてしまう子も出てきますが、それは仕方のない事だと思っています。何事も適性がありますからね。

なるべくストレスにならないよう、皆喋りながら、遊びながら絵を学べたら良いと思います。ここは前回のブログでご確認下さい。

ただし、スマホを見る等は推奨していませんよ。
孤立してしまいやすいですし、何より僕や助手が指導するために話かけにくいので損をします。


さて、話がそれてしまいましたが、ここからは絵を紹介していきます。

デッサン

デッサンは全ての始まり。デッサンができなければ何もできません。
まずここを頑張りましょう。

最近のデッサンで良かったものを紹介。

小学校5年生のデッサン

小学校4年生のデッサン。

小学校5年生のデッサン

小学校5年生のデッサン。

小学校5年生のデッサン

小学校5年生のデッサン。

小学校6年生のデッサン。

小学校6年生のデッサン

小学校6年生のデッサン。

中学校1年生のデッサン

中学校1年生のデッサン

中学校1年生のデッサン

中学校1年生のデッサン。

中学校1年生のデッサン

中学校1年生のデッサン。

中学校1年生のデッサン

中学校1年生のデッサン。

どの絵も、近くでずーっと見てきたので苦労がわかります。この年齢で突き詰めて自身の限界まで描くのは本当に偉いですね。
多分僕は無理でしたね。


ここで番外編として「布」の練習している子のデッサンを。
子供が布を描くのはかなり難しいです。普通に教えてもまず無理です。

しかし黒猫の美術教室では3段階に分けて教える事により布を描けるようにすることに成功しています。

小学校6年生のデッサン

これが

小学校6年生のデッサン

こうなって

小学校6年生のデッサン

こうなります。

「こうなります。」と言われても?だと思いますので、黒猫の美術教室での布練習法は気が向いたらいずれ書きます。

中学校2年生のデッサン

中学校2年生のデッサン。これは最近布を覚えた子がモチーフに組み込んだ例です。
このように布は名脇役となりますので頑張りましょう。

絵の具の練習

子供は絵の具が本当に下手です。

絵の具や筆の扱いを学校で教えてもらえないので、当然ですが、皆びっくりするぐらい下手です。
皆そこからのスタートです。黒猫の美術教室に美術経験者は1人もいません。
絵の具の練習で描いた絵を一挙紹介。
※バナナの子は本当に初心者なので、例外的に少し手伝ってます。

 

小学校4年生の絵画

小学校4年生の着彩。

小学校5年生の絵画

小学校5年生の着彩。

小学校5年生の絵画

小学校5年生の着彩。

小学校5年生の絵画

小学校5年生の着彩。

中学校1年生の絵画

中学校1年生のグリザイユ。

中学校1年生の着彩。

中学校3年生の絵画

中学校3年生の着彩。

絵の具は慣れが必要です。長い期間をかけて少しずつ慣れれば良いと思います。
黒猫の美術教室の初心者は、デッサン→グリザイユ→固有色(理解したら飛ばす)→絵の具の練習の繰り返しになります。
これを繰り返すことで、徐々に描けるようになってきます。

エスキース

エスキース(仏: esquisse)、主にスケッチや下絵のことです。
本番の支持体(キャンバスとか紙とかパネルとか)に描く前に練習、研究の為に描くのがエスキース。

子供の教室でエスキースを描かせるのは、世界でうちの教室ぐらいでしょう。
しかし、これは大切な作業です。
本番の作品と向き合う為に必要不可欠な準備です。

僕が手伝えたら嬉しいのですが、僕は全く手を加えておりません。自分で描かなければ意味がないですから。
現代の小中学生の子供がスフマートやグラッシ等のいにしえの技を使っております。

皆頑張りました。
ここまでくると、もう結構上手いです。エスキースを完成させた子を一挙ご紹介。

小学校5年生のエスキース

小学校5年生のエスキース。

小学校6年生のエスキース

小学校6年生のエスキース。

中学校1年生のエスキース

中学校1年生のエスキース。

中学校1年生のエスキース

中学校1年生のエスキース。

中学校1年生のエスキース

中学校1年生のエスキース。

中学校1年生のエスキース

中学校1年生のエスキース。

どうですか。
すごいでしょう。
これ全部下絵、練習ですよ。


ちゃんと自分で描いています。
僕も教えていて驚きます。子供でも上手くやれば古典を習得できるのです。僕もこの年齢から学びたかった。

この子達はこれから本番(パネル)に挑みます。
ここまでは自分で描けましたが、また新しい壁があります。でも、ここまでこれた子はかなり強い子だと思いますので、きっと越えられるでしょう。限界まで描いたら、またその先を教えます。

現在基礎練習を頑張っている子、デッサンに力を入れている子、エスキースを描いている子、皆様々ですが、いずれここまで進めると思っています。
焦って良い結果が出ることはありませんので、周りと比べたり行き急いだりせず、少しずつ着実に頑張っていきましょう。
皆の画力は確実に上がってきています。

作品

黒猫の美術教室の上級者の絵です。
基本的に自分でモチーフを選ばせて、一緒に構図を考えた上で組んでもらい、限界のところまで自分で考えて描いてもらいます。
要所要所アドバイスを行い、限界点以降はその先を重点的にアドバイスして仕上げに向かいます。

この子達は僕が1から美術を教えた子達です。
そのため、どこか僕の作品と同じ匂いを感じます。

繊細ですが、尖っています。

古典を軸とした圧倒的な描写で説得力を持たせつつ、現代にも通用するシャープでモダンな要素を感じます。


未完のものもありますが紹介していきます。

高校1年生の絵画

高校1年生の作品。

高校1年生の絵画

高校1年生の作品。

高校2年生の絵画

高校2年生の作品。
※制作中

助手の絵画

助手の作品。

助手の絵画

もうひとつ。

助手も僕が絵の描き方を教えたので皆の延長線上にあり、参考になると思うので載せました。

今は少ないですが、来年はここに到達している子が何倍にもなります。
順調に育ってきています。

まとめ

さて、どうだったでしょうか。
皆頑張って上を目指して下さい。


今しか学べない事、他では習えない事が多いですよ。



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