こんにちは、黒猫の美術教室です。
お土産を沢山いただきましてありがとうございました。皆で美味しくいただきました!
また、僕と助手それぞれにお土産をいただいてしまいました。お心遣いに感謝致します。ありがとうございます。
モチーフにもどうぞと、ボム兵。
こういうの本当助かりますね。これは良いモチーフになります。
ありがとうございました!
お知らせ
僕と助手の展覧会(別々です)のお知らをさせて下さい。
まずはビーナス展。助手の展覧会です。
最近ではなかなか質の高い静物画を描ける人が少ないですが、助手は良いものを描きますよ。新作2点を含む、3点展示とのことです。
制作過程で画像をもらっていくつかはアドバイスはしましたが、僕もまだ実物は見てないので楽しみです。皆で行きましょう。
開催場所/GALLERY SHIMIZU
会期/8月30日(火)~9月6日(火)
※9/4休廊
11:00〜18:00
最終日16:00迄
こちらは僕の方の展覧会です。
清水さんに「絵出して」と言われて、やることになりました。
清水さんはまだ僕が修行中の10代の頃からお世話になっている画廊です。
4人での展覧会で、他の方は名前は知っていますが会ったことがないです。
清水さんお気に入りの作家を集めた展覧会です。皆シャイらしいです。
開催場所/GALLERY SHIMIZU
会期/9月12日(月)~24日(土)
会期中無休 11:00〜18:00
最終日16:00迄
日本では画廊に行く習慣があまり無いですね。
因みに海外では一般の人でもふらっと画廊に入って気にいった絵があれば買うという習慣があります。
ヨーロッパは特にですが、家に絵を飾るのが当たり前で、むしろ家に絵がないと「えっ君の家には絵がないの?」といった感じになるとか。
家に絵を飾るのはその人の財産でありセンスであるのです。
しかし日本では一般の人がふらっと画廊に入るのはハードル高いですよね。
全然大丈夫なんですけど、文化がないと。
特に最近は画廊がどんどん潰れていってますね。横須賀でいうと画廊は、2つ?しかないかな。
前はもっとあったんですけどね。
助手の展覧会でも、僕の展覧会でも気負わずにふらっと来て下さい。
来てくれた際は、入口にある帳簿に名前残して下さいね。誰が来てくれたか分かりますのでね。
あっそうだ。
先日教室の子に「入場料いくら?」
と聞かれましたが、画廊での展覧会は基本無料です。
美術館はお金かかります。
あと、展覧会に行ったら清水さんにも色々聞くといいです。優しい人達です。
昔の僕については聞かないで下さい。
あと皆様、僕の事おじいちゃんだと思っていますが、実物はそんなおじいちゃんでは無いと思います。
多分。
朝はおじいちゃんですけどね。なかなかベッドから出れないです。
「絵と実物一致しないね。」
これはずーっと言われてきた事です。
どうやら僕は絵が下手そうに見えるようで。
顔出ししてないので、仕方無いですね。
そうですね、丁度いい機会なんでついでに顔出ししない理由を書いておきます。
今までに何度か顔出ししなければいけない局面がありましたが、全て断ってきました。
よくあるキャプション(作品名やサイズを記載するもの)の横に写真を飾られるものとか。
それも何度も拒否していて、美術団体の広報誌等も写真ではなく自画像にしてもらったくらいです。
大きい賞取った時も拒否しました。
理由は
純粋に絵を見てほしいから
です。
僕のイメージが乗っかった上で絵を見るのと、作者の姿かたち、イメージが無い状態で絵を見る。
僕は後者を望むからですね。
美術において先入観、固定観念はご法度です。描く方も見る方もね。
これを忘れてはいけません。
曇った目では本当の美しさは見えてきません。
芸術作品の前では作者が聖者だろうが、悪魔だろうが関係無いのです。
僕が顔出しない理由はこう思うからです。
まぁ、と言っても、絵描き友達や教室の子供達、保護者様、お世話になっている方々にご挨拶したいので、会期中2,3日は在廊すると思います。
はじめましての方も見つけたらお気軽にお声がけ下さい。
絵が下手そうな、もやしが僕です。
在廊日はTwitterでお知らせする予定です。
子供達の絵を見ていこう
さて、最近子供達の絵を紹介出来ていなかったので、見ていきましょう。
最近の中で良かった絵をピックアップしてご紹介。
まずは、小学校6年生のアヒルの静物画。
確か前回アヒルの絵を沢山見ていただいたと思いますが、こちらはそのあとに描かれたもの。
他と比べてどうかといった事ではなく、この子がこれを描けるようになった事に意味があります。
ずっと筆使いが大胆で絵の具の調整も難しかったです。
それが、今はこれだけ繊細に。
素晴らしいですね。
次は2枚続けて。
上は中学校3年生、下は高校1年生のカイロ・レンのデッサン。
モチーフは僕の趣味です。デッサンが上手な子に描いてもらいたくてお願いしました。
この2人はタイプは違いますが、良いデッサンを描きます。
今はこういったシャープで切れ味の良いデッサンを描ける子はなかなかいないので、これぞ黒猫の美術教室ならではです。
やはりこういった技術は教えた人に似ますね。僕っぽいデッサンです。
中学校一年生のミミッキュです。
ミミッキュは教室で沢山の子が描きましたが、このデッサンをご紹介したい理由があります。
この子がここまで描けたことに意味があります。
いつも集中して描くのが難しく、自分でも10分しか集中出来ないと言うぐらいです。
しかし、最近はなにかが変わったのか良い感じです。
このデッサンは本当に集中して描いていました。形も自分で気がついて直していますし、厚さも考えています。
僕は何もしていません。本人の中で何かが変わったのでしょう。
この成長がとても嬉しいです。自信がないようなのですが、自信を持って描いてください。
アチャモのエスキース。
この子は学ぶ姿勢が素晴らしいですね。
エスキースとは、下絵、下描き、試し描きとかいう意味になります。
今教室で作品制作をしている子は皆エスキースを描いています。
色、面、筆等、これらが上達したら本番にいきます。
現在作品制作まで進んでいるのはほとんどが去年の展覧会経験者です。
基礎をしっかり身につけた上での作品制作が望ましいからです。
以前はキャンバスに描いてもらいましたが、今回は木製パネルです。
どちらが好きか確かめながら描いてみましょう。
因みに僕はパネル、助手はキャンバスに描いていますよ。
小学校5年。家で自主的に描いてきてくれました。
うさぎのぬいぐるみです。
上手に描けていますよね。
こちらの子は現在教室ではデッサン→グリザイユのループ中です。
展覧会後に教室へ来た子は大体ここにいます。
どれだけ積んだかが最終的に画力となりますので、続ける事が大切です。
今作品を描いている子達もずーっとこれをしてきました。
基礎が大事なので急がず画力を育てていきたいと思います。
まとめ
まだまだ紹介したい絵がありますが、今回はこの辺で、、。
色々落ち着いたら、また書きますので宜しくお願い致します。
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