こんにちは、黒猫の美術教室です。
皆様、改めまして
展覧会お疲れ様でした。
横浜本牧絵画館によると、こんな時期にも関わらず、過去最高の来館者数を記録したとの事です。
良かったですね。
大変な時期に加え、週末の天気にも恵まれず心配していたのですが、とにかく一安心いたしました。
僕はこの展覧会で全て使い果たしました。
今まで経験してきた展覧会の大きさ、箱の大きさだけで言ったら、もっと大きなものもやっています。
しかし、それらは美術団体のもので、僕一人にかかる責任、重さはそれほどではありません。
えぇと…つまりですね、
じゃあ一度だけ本音いいですか。
一度だけしか言わないので。
めちゃめちゃ怖かった。
はい。ありがとうございました。もう言いません。
反動で数日寝込んでいましたが、また少しずつ前を向いています。
描かなければいけない絵がありますし、講師としての僕の責任もあります。
僕の責任…の部分ですが、今回はそれを少し書いていきます。
僕の心の中で、アイデアが確変を起こしたら、それが動く時です。
はじまりはいつも「心」からです。
次回展覧会は二本
次回の展覧会は二本でいきます。
まだ、場所は言えないんですが、横浜の画廊です。
(両方違う画廊)
①教室全体の展覧会(希望者参加)
②僕と僕がセレクトしたメンバーの展覧会(5~6人程度)
の2つを考えています。
①は、教室の作品発表として。
②は、教室は関係なく【一人の作家として経験を積ませる事を目的に】
です。
僕は①、②両方おこなう責任があるのでしょう。
大変ですが、両方大切な事です。
ひとつずつ解説を。
①教室の作品発表として
これは、必要な事です。
発表する場が無いと、意欲にも関わるので。
ただ、次回は今回と違い費用がかかります。
具体的には、今思い付くだけでも
・画廊代
・額代
・搬入出代
・宣伝費(DM、印刷、その他広告費)
です。
これを、出品者全員で負担する事になります。
次は全員参加にしません。
自由参加にしようかと考えています。
今回の横浜本牧絵画館の作品制作を振り返ると、皆かなりきつそうでしたので、作品と向き合えるという子のみ参加してもらいます。
②セレクトメンバーの展覧会
僕と助手と僕がセレクトしたメンバーの展覧会です。
こちらは生徒としての参加ではありません。
一人の作家として出品してもらいます。
ずっと考えてきたもので、遂にこの段階にきました。
ここまで本当に長かった。
現場を経験させ、売り込む、これが次の段階かと考えています。
具体的には…
展覧会の経験を積ませる事。
現場を知る事。
関係性を作る事。
作家としての心構えを知る事。
一人の作家して展覧会を経験→美術界との関係性、コネクションを作る→僕の手を離れる
色々考えましたが、きっとこれがベストであり、僕がするべき事でしょう。
僕の展覧会での動きを見て、学んでもらいます。
僕の補助輪付きですので、ご安心を。
これら現場で学ぶ事は美術の道に進むには財産になり、武器になるでしょう。
僕の人脈も全て紹介します。フル活用下さい。
画廊にも在廊して、一人の作家として画廊やお客さんに覚えてもらいファンを作ってもらいます。
その為、この展覧会は、数をこなす必要があります。
一度限りではありません。
場所ですが、僕が若手の頃同じように学んだ画廊で展覧会をやります。
昔の僕を知っている方々です。
皆優しい人達です。
きっと可愛がられます。
困ったら助けてくれます。
ここで経験を積むのが良いでしょう。
実は既にオーナーには話を通しています。
オーナーも楽しみにしてくれていますよ。
普段は、子供では展示出来ない場所です。
本当に恵まれています。
さて、メンバーの選考ですが、
基本的にこちらの展覧会のメンバーは僕が決めます。
僕から生徒様へ個人的に声をかけますので、よろしくお願いします。
横浜本牧絵画館で行った、『丸山健太と「黒猫の美術教室」展』の打ち合わせ、準備は全て僕と助手で行いました。
しかし、これは違います。
企画から、僕を含め皆で決めていきます。
展覧会を企画していく段階から経験してもらうつもりなので、連絡を綿密に取る必要が出てきます。
やむを得ない事情を除き、打合せへの参加も必要になります。
作家としての発表となるので画力は勿論の事ですが、やはりきちんと連絡がとれる方、僕との関係性が最低条件になるでしょう。
普段メールが返ってこない方は残念ですが、その時点で基準を満たしません。
基本的に保護者様とのやり取りが多くなりますので、スムーズなやり取りが行えることが必須です。
また、①と同様に費用がかかります。人数が少ないため1人辺りの負担額は多くなります。
今お伝えできるのは、ここまでです。
狭き門となりますが、選出されるよう頑張って下さい。
まとめ
『子供達に美術を広める。美術を学びたい子供達の受け皿に。』
黒猫の美術教室を開講して、6年。
本当に大きくなりました。想像以上に。
そして、ようやく二段階目に。
不思議なものです。
自分を守る為に、自分の為にひたすら磨いた画力を他の人の為に、未来の美術の為に使うなんて。
最近思うんですよ。
僕は、このために美術を学んだのかもしれない。
なんの因果なのか、きっとそういう運命であり役割だったのでしょう。
今は、そんな風に思います。
基本的にビビりですので怖くなる時もありますが、自分で始めた事です。
自分の役割を考え、僕は僕の責任を果たします。
黒猫の美術教室 トップページへ戻る