お客様

黒猫

こんにちは、黒猫の美術です。

 

今回は、教室へお客様がいらっしゃいますので、そのお知らせとモチーフについて書いていきます。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

お客様

横浜本牧絵画館

9月27日、10月4日は横浜本牧絵画館から学芸員の方と事務の方がそれぞれ見学にお越しくださいます。


ひっそりと活動を続けている黒猫ですので、お客様は滅多に来ません。

他の見学や取材などは全てお断りしています。

我々は静かにやりたいのでね。

そんな中、久しぶりのお客様ということで、緊張と楽しみな気持ちが入り混じっております。


包み隠さず、普段通りの黒猫を見ていただけたらと思います。


時間は、15時~17時となっています。

該当するクラスの子供達にはお伝えしましたが、いつも通りでいてください。

少々賑やかでも良いです。

いつも通りの黒猫の美術教室でお迎えしましょう。


子供達も挨拶はしっかり出来ると良いですね。

そこは頑張りましょう。

よろしくお願いします!

 

モチーフについて

ハリネズミと黒猫

モチーフについて少し話したいと思います。


6月に展覧会作品制作が始動し、最初に決めたモチーフでそれぞれ進めてまいりましたが、最近、モチーフを変更した生徒様が増えています。


できる限り保護者様にもご説明をしておりますが、お会いする機会がないご家庭等は生徒様とお話しして変更に至ったケースもありますので、このブログの中で改めて説明させていただけたらと思います。


まず、「モチーフ選びは簡単ではない」ということをご理解ください。


良い作品を描くためには、モチーフ選びは入念にする必要があります。


今回は展覧会出品の作品になるので、なるべく妥協せずに進めていきたいと考えています。
時間もお金もかかるものだということをご理解ください。


僕も自分の作品のモチーフにはかなり時間もお金もかけてきました。用意したけど使わずに無駄になった物も多いです。
そのような自身の経験から使わずに無駄にするのは避けたいので、モチーフのご購入をお願いする際には慎重に行っていきます。


美術的な観点を踏まえて、あまり背伸びし過ぎないモチーフをご相談、ご提示させていただいております。


ご購入が必要な場合は、保護者の方と連携を取りながら進めさせていただいており、実際にモチーフをご購入いただいた生徒様も多数おります。
高額な物をご用意いただいたご家庭もありました。皆様のご協力に感謝いたします。



そんな中、ようやくほとんどの生徒様がモチーフ決定いたしました。


後は頑張るだけですね。


作品にしっかりと向き合って進めていきましょう!

 

良いモチーフとは

蝶と黒猫

以前のブログにも書きましたが、モチーフとして最良なのは実物が用意出来るものです。



なぜ実物が用意出来るものが良いかというと、情報量の多さが圧倒的に違うからです。
この情報量というのが絵を描く上でとても重要になってきます。

 

色、形、質感、重量感、奥行き、光の当たり具合、影のつき方等々。


写真や画像では得ることが難しい多くの情報を得ることができ、その情報は制作の上で強い味方になります。
また、多くの情報を得ながら考えて描くことで、画力の向上がより期待できます。


とはいえ、「生き物、野菜果物、草花等」は常に同じ状態のものを用意する事が難しいため、写真に撮影したものを見て描きますが、実物を見ながら描くよりも情報量が少ないため大変になってきます。


今回、上記のようなモチーフで写真を見ながら描く子が何人かいますが、僕が指導できる(形状がわかる)ものについては大丈夫と判断し、モチーフの決定に至りました。


もちろん、本人の画力も考慮した上での判断です。
引き続き頑張って進めていきましょう。

 

 

モチーフを持ってこられる子は毎回忘れずに持ってきましょう。

 

 

 

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2020年09月26日