小さな画家によるクロッキープレゼント
こんにちは黒猫の美術教室です。
来年開催の展覧会の企画がいくつか決まりましたので、今回はそのお知らせになります。
コロナ自粛中ではありますが、横浜本牧絵画館との打ち合わせを少しずつ進めております。
その中で決まったイベントの一つを発表いたします。
小さな画家によるクロッキープレゼント
タイトルは仮です。なんとなくつけてみました。
さて内容ですが、
黒猫の美術教室の生徒様の中から、クロッキーが上手な子供達を選抜したイベントメンバーを結成します。
その選抜メンバーの子供達には会期中に在館してもらい、来館いただいたお客様(希望者)のクロッキーを描いていただきます。最後にサインを入れ、お客様へプレゼントするという企画です。
黒猫の美術教室で日頃生徒達がどのように作品を描いているのかを来場のお客様に垣間見ていただける良いチャンスだと考えます。
また、同年代の子供達が美術に興味を持ってくれるきかっけになればという思いがります。
そして何より、クロッキー力を身に着けることは、生徒の皆の画力の向上に繋がります。
イベント開催時当日は、会場にイーゼルを設置して、色紙のようなものに描いてもらおうかな…と予定しています。
子供達が在館してもらう時間は、勿論保護者様も在館いただいて大丈夫ですし、僕も居るようにします。
子供達の勇姿をニヤニヤしながら一緒に見守りましょう。
この展覧会は美術関係のお客様も沢山来るので、将来の事を考えている子供達にもとても良い機会になると思いますよ。
また、学校のお友達やその保護者様なども沢山来るでしょう。
我々の画力を見せつけましょう。
※写真はイメージです。
選抜したメンバーにはベレー帽をプレゼントします。
当日、クロッキーを描く子にはベレー帽を被ってもらい画家としてクロッキーを描いていただきます。
時間制で担当を決めて行う予定です。
ベレー帽は担当の時間に被ってもらい、画家である目印とします。
ベレー帽は可愛いのを用意いたします。
僕では難しいと思うので、助手に依頼する予定ですのでご安心下さい。
助手に任せておけば大丈夫です。
男子にも似合うものを探してもらいます。
当日の参加時間などに関しましては、保護者様と相談になると思いますが、ひとつの時間に選抜メンバーが一人にならないようにしたいと思います。
複数人で交代して描けるように調整いたします。
また、なるべく仲良い子を同じ時間に組み込んで、協力して乗り切ってもらいたいとも考えております。
何人選抜されるか…
人数については、開催日数や時間を考慮しながら検討してまいります。
決まり次第お知らせいたします。
さて、皆様気になる選抜メンバーの決め方ですが。
これは、単純に【クロッキーが描けるかどうか】です。
これを判断基準にして、僕が選びます。
年齢や経験年数は関係ありません。
黒猫の美術教室では、毎回クロッキーを行っています。
クロッキーは全ての基本となり、とても大切なものですので。
クロッキーが上手な子もいれば得意な子もいます。
でも、まだ一年ありますから、十分上達する時間はあります。
ここからはどうやったら上達するかを書きます。
とても簡単な事です。
毎日描く
これしかありません。
毎日10分でも良いから描く。
上手くない…と考えている時間があれば描けば良いのです。
モデルはお父様、お母様、おばあちゃん、おじいちゃん、お友達、誰でも良いです。
「ちょっと10分動かないで。」
と言って、描けば良いです。
特に今コロナ自粛中ですので、描きやすいかと思います。
とにかく毎日描きましょう。
そうすれば、いつのまにか上手くなっています。
最後に、毎日10分一年間描き続けた子のクロッキーを乗せます。
before、afterでご覧ください。
before
after
一年前は鉛筆で弱弱しい線で自信なく描いていますが、一年後は自信があるのかボールペンで一発描きです。
頑張ればこれだけ成長できます。
皆頑張ってみましょう。
期待しております。