防火ポスターで受賞
こんにちは、黒猫の美術教室です。
最近は、所属する現代童画会の関係で東京都美術館に連日通っており、心身共にぐったりしています。
もう、いっそ上野に住むか。
さて、夏休みに教室で行ったポスター制作ですが、受賞の嬉しいお知らせを続々といただいております。
僕は賞を取らせる為に教えているわけではないのですが、こういったお知らせは嬉しいものです。
自身の事で言うと、あまり「賞」には興味がありません。
…いや、無くはないな。
…なんていうか、あまり「賞」にこだわると良い作品が描けないのを経験上知っているので、あまり気にしないようにしていると言った方がいいですかね。
グリコもおまけよりお菓子が好きです。
といった感じなので、賞状も丸めてポイっと大切に保管しております。
さて、今回受賞したのは「防火ポスター」です。
防火ポスターといえば、小学生が夏休みの宿題で取り組む定番ですね。
僕は…確か出品したことはないですが、黒猫の美術教室では、毎年必ず出品する子がいる定番のポスターとなっています。
では、早速作品をご紹介いたします。
こちらです。
家族を自分の腕で包み込むように守っています。
その表情は涙を流し、火の怖さを表しているのでしょう。
個々のクオリティは「美術」を習っている、黒猫の美術教室の生徒らしく、的確であり説得力があります。
また、下から伸びる炎がインパクトがありますね。
何度もグレーズ(薄塗り)を繰り返し色をつけていました。
個人情報に触れない程度に書きますが、この生徒様は、姉妹で黒猫の美術教室に通われています。
妹に対しては勿論、他の小さい子や新しく入った生徒様の面倒もしっかり見てくれるとても真面目なお姉さんです。
画力の方も、黒猫の美術教室に通ってから半年ぐらいで才能を開花して、現在これぐらい描けます。
小学生の中では、圧倒的な画力が身についていると思いますが、これからも過信せず真面目に頑張ってほしいと思います。
根が真面目な子なので、大丈夫だと思います。
今回の子供達のポスター制作の結果ですが、本当は沢山言いたい事はあります、、。
立場的に言えない事が多く、上手く伝わるか分からないのですが、
小学生のうちは我慢です。
経験上、良い絵を描いても評価してもらえないことの方が多いです。
絵画作品というものよりも、自由に伸び伸びと描いたものの方が子供らしく高い評価を受けやすいというのも事実です。
しかし、中学生、高校生になった時には、力の差は歴然となります。
基礎をしっかりと地道に続けた子が強いです。
今は我慢の時…。
なかなか難しいことではありますが、しっかりと地に足をつけて頑張っていきましょう!
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