海の絵画コンクールで受賞

黒猫

こんにちは黒猫の美術教室です。

 

ヴェルクよこすか

先日、嬉しいお知らせをいただきました。

 

中学生対象の「海の絵画コンクール」で、中学1年生の生徒様が受賞し、ヴェルクよこすかにて受賞式が行われたそうです。

 

海の絵画コンクール作品

こちらの作品です。


格好いい船ですね。船の細部まで丁寧に描かれています。

波のしぶきや動きが繊細に描かれていて、躍動感が感じられます。

海と空のコントラストも綺麗ですね。波にも厚さが描かれています。

奥に小さい船を描いている構図も良いと思います。

ただ、ひとつ言うとしたら空気遠近法で描けばもっと良くなります、次の段階ですね。



受賞、おめでとうございます!


去年よりも形を取るのが早くなり、イメージした色を忠実に表現できるような力がついたと思います。今後も頑張ってください。



この生徒様は、小学校3年生の頃から黒猫に通っていて一番長いのですが、飛び抜けて何かがあった訳ではありません。ごくごく普通の小学生でした。

 

チョコエッグ

こちらは、この子が小学校三年生の頃に描いたデッサンです。
モチーフは確かチョコエッグだったと思います。
線が荒々しく、面の認識がありません。

 

りんごのデッサン

そしてこちらは、中学校一年生の現在のデッサンです。
四年前と比べ物になりません。
続ける事、大事ですね。


教室に通って、何が変わったのかというと、まず目が鍛えられました。

美術にとって、目はすごく大事です。

確認する目が備わっていると備わっていないでは全く変わってきます。

形、厚さ、面、影、色使い、全てにおいて確認できる目を持つことは武器になります。
これは天性の要素もかなりあるかもしれませんが、それはほんの数パーセントです。

鍛えられる部分です。
やはり、続ける事が大事です。最初から描ける人なんていませんからね。


僕は教室でいつも「離れて確認して」と言います。

固定観念で進めることはせず、しっかりとモチーフを確認してほしいからです。

形や面、構図、色、影のつけ方等、その都度気がつくところがあると思います。

早い段階で修正ができ、大きな失敗がなくなります。

ぜひ習慣にしてください。

秋

季節が変わり、秋に入ります。

食欲、読書、スポーツと… 色々ありますが、黒猫の美術教室は専ら「芸術の秋」です。


今月は、デッサンとクロッキーに力を入れていきます。

クロッキーは、速写といって、短い時間で形や面を捉えます。

絵の上達には欠かせません。

初めての生徒様も多いかと思いますが、皆で頑張りましょう。

 

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2019年10月04日