デッサン力強化

黒猫の画像

こんにちは黒猫の美術教室です。

無事ポスター制作も終わりまして、ホッとしているところです。

子供達の描いた作品は、それぞれに個性豊かな作品です。
最後まで本当に良く頑張ってくれたと思います。

本当にお疲れ様でした。



さて、黒猫の美術教室では9月から新たな課題「デッサン力 強化」を目標として取り組んでいます。

 

リンゴ

取り組む課題は「りんご」のデッサンです。

美術の世界では、りんごを描ければ何でも描けると言われます。

何でも描ける…訳ではありませんが、りんごには色々な要素があり、勉強になります。

 

チームワーク

また、今月からチームで取り組んで描く事にしました。
チーム戦にして競い、その結果でご褒美をあげます。

こういったゲーム性を入れてあげると子供達は頑張って描きます。

チームは二人、もしくは三人チームです。

組み合わせは子供達のレベル、性格などの相性を考えて僕の独断と偏見により決定しています。

ルールがいくつかあります。

まず「チーム同士で力を合わせて取り組む事」です。
チームには、画力が高いリーダー的な子を入れ、その子を中心に取り組みます。


もうひとつ「僕に絵を見せる時はチーム全員で」
このルールを入れる事で、誰も置いていかないようにしています。
先日の教室では、リーダー的な子がチームメイトに教える姿が良く見られました。
素晴らしいです。

 

ストップウォッチ

課題は時間制限を儲けて、早く出来たチームには、「黒猫チャンス」を。

「黒猫チャンス」は簡単なゲームみたいなものです。
前回は穴にボールを入れるゲームです。
穴に入る度にひよこシールをあげます。

順位によりボールを投げる回数を決めました。

教室では、これを目標に頑張ってくれていましたよ。

 

球体の練習

まずは球体を描いてもらいました。
今まで子供達を指導していて、まず子供達に足りないところを強化したいと思いました。

りんごを描く前に、まず球体を描いてもらう事にしました。

課題は「なるべく正確な球体を描くこと」


球体のデッサン

正確な球体を描くためには、何度も自分から絵を離して、確認する作業が必須になります。

適当に描いていたら正確な球体にはなりません。
形の間違いを自分で気が付く事って本当に大事なのです。

でも、一人ではありません。

チーム同士で確認できます。
いつか一人で。

これを目標に頑張りましょう。


続いては、いよいよりんごのデッサンです。

先程は正確な球体を描けば良かったですが、次はいびつなリンゴです。

球体の時もそうでしたが、ポイントは「良く観察すること」です。

 


1日の教室で僕が子供達に「良く観察して」と言う回数は、50回を越えると思います。

 

 

見ているようで見ていない…。


上手に描くには観察する事が第一です。

 

そのものが分かっていないのに描ける訳がありませんからね。

上手な子は観察力があります。
上辺だけでなく対象を良く観察して描きます。
対象を見る目が違いますね。

でも観察力が無い子も大丈夫です。

今回はチーム戦なので、一人ではなく協力しながら観察力を補いながら取り組めます。

 

リンゴのデッサン

今回の子供達のりんごのデッサンはこちらです。
なんか皆デッサンを置いて帰ってしまったので、まとめて撮影ができました。
次回お返しします。

次もりんごです。

その次もりんご。

同じものを何度も描くのは楽しくないかもしれませんが、毎回精度が上がると思います。
辛いですが、今月は頑張りましょう。

次の教室ではレベル2を行います。



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2019年09月14日