最近の良かった絵(2023年4月編)①

黒猫

こんにちは、黒猫の美術教室です。


ご進学された皆様おめでとうございます。

小学生から中学生へ

中学生から高校生へ


ひとつの大きな節目だと思います。
これからも沢山の楽しいこと、嬉しいとこ、大変なこと、色々な経験が待っていると思いますが、素晴らしい学生生活になるようにお祈り申し上げます。

教室でもご進学の生徒様が10名いましたが、皆教室に残ってくれました。

進級や進学のタイミングで習い事を見直すことも多いと思うのですが、全員継続で残ってくれています。
毎年のことながら、すごい事だと思っています。

うちは美術の教室ですからね。

僕が言うのもあれなのですが、受験に美術はあまり関係ないので必須のものではないんですから。
そんな中でこの教室を選んで通わせてくれているお父様、お母様。こんな理解のある親御さんばかりではないですからね、世の中。

子供達は皆感謝しましょう。僕も感謝します。

ブログ

さて、ブログちょっとお久しぶりになります。

そう、さぼってました。ごめんなさい。
絵を描いてました。ずーっと。
今お絵描きが最高に楽しくて。
全部が見えて、思った通りに描けます。

今、僕の人生の中で1番上手い時期ですので、沢山描いておかないと、です。
この先はだんだん目と腕が衰えます。画家の全盛期は意外と短いのです。

ご理解いただけましたら幸いです。


さて、そんな中でも教室はちゃんとやっています。
最近の気になった絵をご紹介致します。
こちらのブログでは、初級者の絵をご紹介していきます。

初級者

デッサンが分かっていないと次に進めません。
黒猫の美術教室では1番大切な段階です。
黒猫の猛者達も皆通ってきてます。

まずは、最近新しい生徒様をどっとまとめて受け入れましてその子達のデッサンのご紹介です。

小学校5年生のデッサン

小学校5年生。

小学校5年生のデッサン

小学校5年生。

小学校6年生のデッサン

小学校6年生。

絶賛練習中です。
年齢も近く、クラスも一緒なので一緒に教えています。話してくれるようになったので、ようやくここからが本番です。

心を開いてくれると、断然教えやすくなるので。


7割程度の日常会話に、3割ぐらいの美術指導を入れるのが丁度良いです。
美術に苦手意識を持たれたら終わりですからね。
楽しみながら学んでいくのがいいです。
続けていれば、いつの間にか上手くなってます。

小学校4年生のデッサン

小学校4年生。
教室最年少で、サポートしながら一つ一つ丁寧に進めています。

まだ自信がないのか小さく描いてしまいますが、かなり器用な子なので上手になると思います。

低学年では珍しく最初から繊細な鉛筆使いができる子です。


小学校5年生のデッサン

小学校5年生
まだまだ甘い部分はありますが、繊細な鉛筆使いができるようになってきましたね。

小学校4年生のデッサン

初期の頃は、筆圧が強くどうしようかと思いましたがなんとかなりそうです。
最近、何か要領を掴んだように急成長してます。見違えるように良くなってきました。

この年齢だと、繰り返しの練習で矯正できることも多いです。

小学校4年生のデッサン

こちらも5年生。
この子は、モチーフを全体的に捉える能力がずば抜けて高いというなかなか珍しいタイプです。

一部の描き込みに特化したようなタイプは結構いるんですけど、こちらのタイプはあまり見かけませんね。
まだ繊細な表現はできませんが、前述した能力のおかげで、絵として成立させれているし、魅力的に見えます。
現在は、その長所をより伸ばしながら鉛筆の練習をしています。

小学校6年生のデッサン

小学校6年生。
繊細で上手ですね。
鉛筆の使い方が抜群に良くて、理想的なデッサンです。
ここから色々なデッサンを描いて、長所をさらに伸ばしましょう。

今後の成長が楽しみです。

まとめ

たまに「私も早く絵の具をやりたい。」
と、いう子がいますが、何事も順序があります。

デッサンが出来なければ、グリザイユは出来ません。
グリザイユが出来なければ、有彩色の絵を描いてもただの塗り絵になります。
実際に失敗してみて分かることもありますが、早い段階でのグリザイユは習得できることは少なく、推奨していません。

次のブログで紹介する子達(中級者~超上級者)もこれらの段階をこなしてきて上達しました。
しばらくは、デッサンを頑張りましょう。

宜しければ続けてご覧下さい↓



最近の良かった絵(2023年4月編)②


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