美術に未来はあるのか

黒猫

こんにちは、黒猫の美術教室です。


さて、今回は「言いたい事も言えない世の中じゃ」ということで、もうなんでも言ってしまいながら、美術教育の改善をお願いしていくコーナーです。

教室の子供達から、中学校の美術について色々話を聞くんですよ。
最近びっくりした話がありますので、ご紹介していきましょう。

美術の問題

まずは、中学校一年生の美術についてです。
一応学校名は伏せますね。

実際に美術の授業で出題されたものです。

 

Q.○の中を綺麗に塗りましょう。

〇




園児か。

 



中学生への出題とは思えません。中学生の子は皆美術の授業つまらないと言っていますよ。

筆の使い方に関してですが、教室に来たばかりの子は皆上手く使えません。
小学校の図工の時間に筆の使い方ぐらいは教えてあげて下さい。
どうかお願いします。

音楽=美術?

次は、問題ではなくてエピソードになります。

横須賀がそうなのか、全国的にそうなのかは分からないですが、中学校に美術専門の先生がいるケースは少ないみたいです。

音楽

音楽の先生が美術を教えてる学校もあります。
これも学校名は伏せますね。

…音楽と美術、全然違いますからね。

音楽の先生が美術を教えてるということは、僕が音楽の教室開くみたいなもんなんですよ。
ドレミファソラシドぐらいしか教えられません。専門的な部分は無理です。

色々な事情もあるとは思いますが、少なくとも教科専門の先生に指導をお願いしたいと強く思います。
どうかお願いします。

美術部

美術

最後に、美術部のお話。
先生がいないのですから、美術部も勿論壊滅しております。
美術というか、漫画、アニメ部という学校がほとんどだと思います。


驚いたのは、イーゼルが無いそうです。


イーゼルが全く無い学校、何故かイーゼルが1台だけある学校。
絵を描くのにイーゼルは必要ですよ。クラス全員、美術部全員に行き渡る数のイーゼルを揃えて下さい。
どうかお願いします。

まとめ

さて、今回、色々書きました。


僕はただの絵描きなんでね。教育委員会も怖くないので、色々言いたいことを書かせていただきました。
僕のような人間が声を上げるのが必要なんでしょうから。

そうしないと、何も変わらない。

微力ながら、子供達の悲鳴を伝え続けたいと思います。
僕の元へ沢山届いてますから。
子供達の為に、本当にお願いします。

子供

また、
今一度お伝え致しますが、僕は学校に教えには行きません。
今もこれからも。


なんで?


職員室が昔から苦手なんです。



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