最近の良かった絵(2024/1/25)②

黒猫

こんにちは黒猫の美術教室です。

 

最近の良かった絵の続きになります。
例のごとくこちらもなかなか長いですが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

 

布のトレーニング

ここから布をモチーフに入れた作品が続きますので、一旦布の説明を挟みます。

布を描けるようになるために、教室では3段階に分けて布のトレーニングします。
最後までいけるのは10人居て3人くらいでしょうか。
諦めてしまう子が多いです。諦めたら僕も諦めてしまいます。
残念ながら僕らは熱血ではないので可哀想になっちゃうんですよね。
その場合、まずは心の成長を待って再挑戦ということになります。

丁度布のトレーニングをしている子が2人います。
2人とも小学校5年生です。

この2人ならいけそうなのでチャレンジしてもらいました。(うち1人はクリア済、もう1人は挑戦中)
2人のデッサンを使わせていただき、布のトレーニングを紹介していきます。

 

布の練習 第1段階目

 

布の練習第1段階目布の練習第1段階目

まず、第一段階階目。

この形(ケント紙を折ったもの)をデッサンします。

ポイントは、上の面、側面、厚さ、厚さの下の暗さ、着いている場所の暗さです。
何を言っているか?だと思いますが、まぁそういったものだとご理解下さい。
サイン可愛いです。

 


布の練習 第2段階目

 

布の練習第2段階目布の練習第2段階目

続いて第2段階階目。

先程の紙を丸くした形になります。
ポイントは1段階目と同じですが、丸くなった分グラデーションの幅が必要になります。
二人ともタイプは違いますが上手です。サイン可愛い。

 

布の練習 第3段階目

 

布の練習第3段階目

続いて第3段階目。

ここでようやく布です。

簡単に一つだけシワを作り、それを描きます。
ポイントは、1、2段階目と一緒です。

違うのはさらにグラデーションの幅が必要になること。無限のグラデーションが必要になります。グラデーションの幅があればあるほど柔らかい布に見えます。

大体皆ここで挫折します。

いや、これ本当に難しいんですよ、
技術だけでなくセンスも必要ですし。性格も関わってきます。

この子は、久しぶりの布クリア者でした。
ここまでくればもう大丈夫。
ここからは、応用と技術的な部分だけですので。
今後は布+モチーフでさらなる画力アップを目指していく予定でございます。

可愛いサインの子はこれから3段階目に入ります。
僕の予想ではクリアできると思います。
基礎画力をクリア可能な範囲まで伸ばしましたし、何より頑張れる子なので、苦労はすると思いますがいけると思ってます。

 

布の練習第2段階目

ちなみにこれは、中学校3年生に描いてもらった参考用の布デッサンです。
グラデーションの幅が圧倒的に多いのが分かりますね。
2人も訓練を続けていけばいずれこうなります。

さて、布の説明は出来たので作品紹介に戻りましょう。
布を取り入れた作品を掲載していきます。

カービィのデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

中学校1年生が描いた、カービィのフィギュアのデッサンです。
ここからは布がモチーフに入ってきますので、レベル上がります。

この子は、布訓練をクリアした子になりますので、作品に布を入れられる生徒です。
布+モチーフの初デッサンなので、かなり苦労していました。

でも、布デビュー後の初デッサンにしては、結構良い感じに描けてたかなと、思います。
まだまだ布が硬いので、しばらくの課題はそこでしょうね。

 

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

現在は、こちらのデッサンに取り組んでいます。布の表現が少し上手くなっています。

講師3人でどうやったら描けるようになるか、いつも会議しています。
あともうちょいで、高い壁を超えられそうなんで頑張ります。
頭が良い子なので、布を描くために必要な要素、ルールは確実に頭に入っています。
ただ、それを表現する技術が追いついていないだけですので、いずれ描けるようになります。時間の問題です。

一応書いておきますが、硬いものと柔らかいものを比べると圧倒的に柔らかいものを描くほうが難しいです。
柔らかさを表現するのに、無限のグラデーションの幅が必要になりますので。
そう、子供に布は難易度Sなのです。

なので、全員に布トレーニングをする訳ではなく、この子ならクリアできるのでは、と吟味してトレーニングしています。


ウッドストックのデッサン(未完)

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

中学校2年生が描いている、ウッドストックのぬいぐるみのデッサンです。
未完です。
こちらの生徒も布クリア後、布+モチーフの初デッサンです。

こちらの子も前の子と似ていて、頭が良く、頭では理解しているけど、まだ形にするのが難しい段階です。
徐々にコツをつかんでいるようですので、恐らくこのデッサンである程度描けるようになるんじゃないかと思います。

描けるようになるまで、こちらも時間の問題です。

ゲンガーと鉛筆のデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

個人的に2023年ベストデッサンになります。

小学校6年生が描いた、ゲンガーのプラモデルと鉛筆のデッサンになります。
こちらの子も布描けますので、構図の選択肢が多いですね。

他の子に比べて、面の意識が強いので非常に好感が持てるデッサンを描きます。
さらに、柔らかいものは柔らかく、硬いものは硬く絵の中で説明してくれています。
作者にこの絵の話を聞くまでもなく、絵を見れば分かる訳です。

絵は鑑賞者に対して、見やすいように丁寧に説明する義務があると僕は考えていますので、このように丁寧に説明しているデッサンは僕は非常に好きです。
これが鑑賞者に対する正しい態度ですよ。絵というのは鑑賞者がいて初めて意味を持ちます。

こんなんできましたけど見てくれ!なんていう絵は僕は見たくないんでね。それは家に飾っといて下さいと。


さて、話を戻しまして、

勿論まだまだ全然甘いですよ。
でも、それはあくまでも僕から見たらの話です。
この子まだ小学生ですから。小学生にしてこの画力は驚異的です。

この子だけではないですが、デッサン力だけでいうなら横須賀総合高校の美術部の子達より圧倒的に上手いです。

美術とイラストで、ジャンルが違うので比べるのも違うかもしれませんが。
塗り絵やイラストなら横須賀総合高校の子達のが上手いです。
この意味分かる人には分かるはずです。

一応フォローも入れます。

横須賀総合の子達が世間的に圧倒的に下手な訳ではないです。
少なくとも、横須賀では美術でトップとされています。トップのレベルが低すぎるだけのこと。

美術やデッサンの知識がないだけです。
教えてもらえないだけです。教えてもらえないから知らないだけです。
横須賀総合高校に限らず、美術科のある中高等どこも一緒。
どこにもちゃんと描ける人がいないだけです。

この辺は色々とあれです。

沢山の人に嫌われるので、非常に書きづらい内容です。
僕は友達は少ないですが、知り合いはやたら多いのです。
でも、逃げずにちゃんと書がなければいけないと思っていますので待っていてください。

皆様、本当の美術と現状を知る必要があります。



またまた脱線しましたので話を戻しまして、

最近この子すごい喋ってくれるので、とても教えやすくなりました。
コミュニケーション大事ですね。そこも急成長の要因でしょう。

最近は自分でモチーフ組ませて、構図の訓練をさせていますが、なかなか難しいですね。
まぁ、これはプロの静物画家でも何回も何回もトライ・アンド・エラーを繰り返し決めるものなので、今すぐなんとかなるものではありませんので、繰り返し訓練をしていこうと考えています。

複数モチーフで組む際はそれぞれの関係性を考えながら、無限の選択肢の中から画面全体の1番美しい形を探すのです。
これだ!という形が必ずありますので。

カニのデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

小学校5年生が描いた、カニのデッサンです。
かなり上手ですよね。
小学校5年生で、これを描ける子はあまりいないんじゃないかなぁ、と思います。

最近は布もクリアしましたので、ここからは布+モチーフを解禁出来ます。
面の認識はある程度大丈夫かなと思いますので、ここから先は、常に面の復習をしつつ技術的な部分を教えていきたいです。
特に繊細な精密な鉛筆の使い方を伝授していきます。

こちらのデッサンは、お借りして新しい生徒の参考に使わせていただいてます。

丸山健太作品

因みにこちらのカニは、僕も昔一度描いています。懐かしいです。

こちらの絵は80号なので、結構大きい絵です。ベッドぐらいの大きさです。
思い出のモチーフを引っ張り出し、描いてもらいました。

 

博麗霊夢のデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

中学校1年生が描いた、博麗霊夢のフィギュアのデッサンです。

とても奇麗に繊細に描いております。
また、このデッサンは非常に色の幅が多いので、説得力のあるデッサンに仕上がっています。

黒猫の美術教室では、僕が教えているので、繊細に奇麗に描く子が多いですが、それに加え、このデッサンのように思いきった黒を表現できる子はあんまりいません。

デッサンはモノクロの表現になりますので、どうやっても黒(鉛筆の最大限の黒)から白(紙の色)までの表現しかできません。
つまり、黒はより黒い方が、白はより白い方がその分表現の幅が広がる訳です。
黒の限界値を上げる事、大事です。

また、この子はコミュニケーション能力が素晴らしく非常に指導しやすい生徒です。
すごく得をしていると思いますね。
自分が同じぐらいの年齢の時は、大人とまったく喋れなかったのですごいなぁと思います。

コミュニケーション苦手な子もいると思いますが、少しずつでも意思表示してもらえたら嬉しいです。
我々としては、分かってるのか分かってないのかが分からないのが1番困っちゃうのでね。
講師陣で良く話していますが、【今ここが分からない、ここはこんな感じで大丈夫?】みたいなことを意思表示してもらえたらピンポイントで教えられるので良いですよね。

ニャンボーのフィギュア(未完)

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

中学校1年生が描いているニャンボーのフィギュアのアクリル画です。未完です。

この子は元々かなり筆が荒い子だったので、ここまで丁寧に描けるようになって、教えているこちらとしてもとても嬉しく感じます。

また、教室でお友達ができて、すごく喋るようになって楽しそうに描いています。絵にもとても良い影響が出ていると思います。このまま、お友達と話しながら楽しく乗り越えてくれたら良いと思います。

こちらも完成までもう一息、今はこの子なりに気になるところを自分で見つけて取り組んでいます。
自分で間違っている部分を探すこと、とても大事です。

 

因みに絵が上手くなる瞬間って皆様ご存知でしょうか。

絵が上手くなる瞬間は、モチーフと見比べて何が間違っているか考える時です。
自分で探さずに講師陣に間違い探しをしてもらっていたり、何も考えずにただ鉛筆や筆を動かしているうちは上手くなりません。
まず自分で間違い探しをする。目が育てば気が付くことも増えてきます。
教室にある程度所属している子は皆これができている印象です。

この子は出来ています。
いや、この子はむしろ出来すぎているので、困ったら助けを求めるように先日言いました。

 

ミミッキュのプラモデル(未完)

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

中学校2年生が描いている、ミミッキュのプラモデルのアクリル画です。未完です。
この子はミミッキュに特化していてミミッキュを描かせたら秀逸なんです。不思議ですよね。
いや理由は明確で、ミミッキュと向き合う期間が長かったからに他なりません。

デッサン→グリザイユ(絵の具でデッサン)→アクリル画作品と順を追って丁寧に進めてきました。
ずっと絵の具を扱うのが難しかったのですが、繰り返し練習することによりここまで描けるようになりました。

しっぽの部分なんかは見事だと思います。本当に上手。今後も引き続き練習しながら少しずつ前に進ませます。

コイキングのプラモデル(未完)

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

中学校2年生が描いている、コイキングのプラモデルのアクリル画です。未完です。

ミミッキュの子同様、この子も絵の具を扱うのが難しく、かなり繰り返し練習しました。
マチエール(絵の肌)を見れば絵の具の厚みを感じます。これは繰り返し修正した証ですね。

最近は、絵の具、筆の扱いも良くなってきたかな、と思っております。ミミッキュの子と同様、色も見えています。
あとは厚塗りをしないよう気をつければさらに良くなると思います。

本当こればっかりは、技術の話なので繰り返し練習するしかないのです。

ニャンボーのフィギュア(未完)

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

中学校2年生が描いている、ニャンボーのフィギュアのアクリル画です。未完です。

こちらのニャンボーもあともう少しで終わりそうですね。

ここまで、良く頑張りましたね。黄色はなかなか難しい色なのですが、上手に描けています。
あとは、限界まで描いてもらって、その先を教えて終了です。
初めてのパネル作品で、ここまで繊細に描けるのは本当に凄いです。

完成まであと一息です!

 

ウサギのぬいぐるみ(未完)

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

中学校2年生が描いている、ぬいぐるみのアクリル画です。未完です。

今半分ぐらいの進行度でしょうか。
この子は、筆使いがとても上手です。

困ったら言うようにと、常に声がけしていますが、まだ全然困ってないようで黙々と描いています。
本人が出来る部分を教えてもしょうがないですし、そこは信じなければいけないと思ってますので、間違った方向に進みそうな時だけ軌道修正させています。

 

博麗霊夢のフィギュア

黒猫の美術教室 生徒の作品

中学校2年生が描いた、霊夢のフィギュアのアクリル画です。
完成作品です。


本当に頑張りましたね。とても良い絵だと思います。

黒猫の美術教室 生徒の作品

こちらは、本番前に描いたエスキース。
練習で描いたものです。
ここで、何段階か上手くなって本番の作品に挑んでいました。 

エスキースも含め、1年半ぐらい向きあってたんじゃないかな。
まぁ普通の子は無理ですね。この子が強い子なのです。

本当に偉かったですね。難しいモチーフでしたが弱音も吐かずにずっと向きあっていました。
黒猫の教室の指導方は、まず自分で向きあって限界まで描いて、限界まで向きあったらその先を教えて少しだけ背伸びさせてあげるよ。といった感じ。
この子は、本当に限界の限界まで向き合いましたね。
そのおかげでものすごい成長したと思います。
頑張って良かったですね。

去年の12月ぐらいに、〇〇ちゃん的にどう?まだやれる事ある?
と聞いたら、ここが‥とまだ納得いってなかったのには驚きとともに嬉しさがありました。

 

黒猫の美術教室 生徒の作品

こちらは同じクラスのお友達が描いたスヌーピーのフィギュア。
2人は学校でお友達で、2人で教室に入会した仲良しです。
友達同士でのご入会は上手く行かないケースも多いのですが、この2人は切磋琢磨しながら同じくらい上達してきて、上手くいっているケースだと思います。

霊夢とスヌーピー

作品に意味を持たせたかったので、ちょっと細工をしました。
こちらの2点は背景の色を補色にしています。2点並べて展示した際にお互いの絵をより魅力的に、より鮮やかに見せる事ができます。



現在は、デッサンの訓練に入りました。
力を入れすぎずマイペースで頑張れる子なので、これからまだまだ伸びていくと思います。
コミュニケーションも取れて教えやすいので、僕も助かります。
絵の具はかなり上手くなったので、次はデッサン上手くさせます。

 

招き猫のデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

中学校3年生が描いた、招き猫のデッサンです。
静かで優しくて、この子のデッサン好きです。良いデッサンを描くようになりました。

霊夢のデッサンの子同様、この子も指導しやすいです。
霊夢のデッサンの子と仲良しで楽しみながら描けているのも上達の一因かなと感じます。

教室では、基礎をひたすら鍛える作業になるので、やはり楽しく描くというのは継続できる大切な要素だったりしますよね。
難しいところは、そのバランスです。
この子は、楽しむと鍛えるのバランスが丁度良いですが、これが子供なのでなかなか難しく楽しむ方が多くなってしまう生徒もいます。

これは、僕や助手が頑張って上手くバランスをとれるように気をつけているのですが、当然皆バランスが違うのでいつも頭を悩ませています。
教室の事で、助手との会議で1番多い議題はこれかもしれません。
あの子は楽しむ方が上になっちゃってるから、声がけしてバランス調整しよう、みたいな。
やはり、描くこと、学ぶことが第一でなければいけません。

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

また話がそれました。
これは3年前にこの子が描いた、同じモチーフのデッサンです。
ものすごい上手くなっていますね。

今回は、この子から【もう一度招き猫を描いてみたい】と申入れがありました。
自分でも上手くなったと実感していて、今の画力でリベンジしたいと思ったのでしょう。
ずっと自分に自信が無い子だったので、こういう考えになるのは僕としてもとても嬉しいです。

幅広く色々な特技がある人より、ひとつ何か特化したものをもっているほうが強みになり上手くいくと僕は思います。
このまま極めていくのが良いと思います。
この子も伸びしろまだまだありますので、更に上手くなります。

 

すみっコぐらしのデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

高校2年生が描いた、クリスマスモチーフのデッサンです。
小学生から教えてきましたので、もうある程度完成されたデッサンを描きます。

力強いデッサンで、僕とはまた違うデッサンですが、そこは個性という事になります。

考え方は教え込んでいますので、基礎は出来ています。また、この子はアルバイトをお願いしている子です。

アルバイトをするにあたり、僕が特別に鍛えましたので圧倒的に上手です。さらに、子供達を指導することにより、画力は向上しています。
少なくとも横須賀の高校生では、この子が1番デッサン力があるでしょう。

因みにこの子は横須賀総合の美術部ですw

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

こちらは現在取り組んでいる作品です。
絵の具もかなり鍛えましたので、上手です。

カワウソのくるりと鍵のデッサン

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

高校2年生が描いた、カワウソのぬいぐるみと鍵のデッサンです。

この子も小学生から教えてきましたので、もうある程度完成されています。

質感の表現が、とても上手です。上の子よりも繊細なデッサンを描きます。僕と似ているデッサンです。教室にはこちらのタイプが多いですよね。まぁ僕が教えているので当然ですね。

黒猫の美術教室 生徒の作品(未完)

こちらは現在取り組んでいる作品です。
上の子同様ここまで長く教えてきたので、十分な画力を持ってます。
特に着彩の技術は教室で1番上手いかもしれません。

黒猫の美術教室 生徒のデッサン

この子は教室1番最初の生徒で、当時は小学校3年生でした。時がたつのは早いもので現在高校2年生。恐ろしいですね。画像は小学校3年生の時の絵です。

まとめ

うちの子の絵がない!
など、あるかもしれませんが撮影出来なかったり、タイミングの問題だったりするだけなので、ご理解いただけましたら幸いです。

 

さて、どうでしたでしょうか。
皆上手くなったでしょう。

観察することに慣れてきた子が増えてきたように感じます。まだまだ皆甘いですけどね。

絵を描く時は自分の絵よりもモチーフを見ましょう。
何を描くかわかってないのに、描ける訳がないのですから。 
ただ見るだけじゃなくて、教えた面の知識を踏まえて見ましょう。考えながら見るんです。 

慣れてくると、一般人には見えない形が見えます。
とにかく観察しましょう。
続けていくうちに、考えなくても意識下で面を感じるようになります。

なんか変な宗教みたいになってきたので、この辺で。





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